【保存版】創業・創立・設立の違い|式の目的
この記事を読まれている皆様は
ご自身の会社が創業50年、創立30年・・・
と言われて
どんな印象をもたれたでしょうか?
また、お取引先の会社が設立100周年と聞いて
どんな贈り物を準備されるでしょうか?
【創業・創立・設立】 は重要な行事ですが
開催頻度が少なく認識不足にもなります。
『 それぞれの違いを分かっていない 』
『 記念行事を行う目的が分からない 』
『 お祝い品で喜ばれるものとは? 』
という方にお答えいたします。
ここでは
基本的な言葉の意味と考え方を
知っていただきたく
3項目をご用意いたしました。
お読みいただければ幸いです。
□ 目次 □
1.創業・創立・設立の違い
2.設立記念や周年記念を行う目的
3.名入れの記念品をお薦めする理由
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1.創業・創立・設立の違い
【創業記念日】とは=個人が事業を開始した日
個人経営の小さな商店を立ち上げた日など
小規模で事業を立ち上げた日になります。
【創立記念日】とは
=組織や機関を立ち上げ事業を開始した日
初めて立ち上げた組織に対して適用し
子会社や新規事業の開始日には使われません。
主に会社や学校、団体に使われることが一般です。
【設立記念日】とは=商業・法人登記をした日
登記申請をした日が、会社の創立日となります。
< まとめ >
創業日:個人が商売を始めた日
創立日:組織を作って業務を始めた日
設立日:法人登記をした日
以上から
創業記念日と設立記念日が
異なる場合があります。
もちろん
事業開始と法人登記を同じ日に行った場合は
創業日と設立日が同じとなります。
創業:4月1日 事業開始
設立:4月5日 法人登記
※ 企業様(社内)におかれましては
どの記念(創業・創設・設立)でイベントを行うか
ご確認いただくとよいかと思います。
2.設立記念や周年祝いを行う目的
【記念式典やイベントを企画する方】は
“何のために行うのか” を共有していないと
お祝い行事だけで終わってしまいます。
【ご参加される方】は
“どんな考えのもとに企画されているか”
を知ることで受け取り方が変わると思います。
では、それぞれの目的とは?!
□ 創業・創立・設立記念の目的:
社員一同の
【ベクトルを一致させる】【未来志向を高める】
こと
□ 周年記念の目的:
【経営課題を明確にし社員一同で解決する】
【未来に向けたビジョンを共有する】
【社員への感謝を示す】
こと
まず
例えとして設立記念と周年記念では
目的が異なります。
設立記念には
様々なケースがあると思いますが
個人が創業し度重なる苦難を乗り越えて
仲間たちと会社を大きくし
やっとの思いで法人化することができた
記念日であると思います。
社長の思い入れが強く
事業を始めたのか理由や未来のビジョンを
語るケースが多々あります。
(会社を深く知ってほしい
=会社への愛情・一致団結、未来のベクトル共有)
また
周年記念では創業●●周年記念式典のように
創業から年数を数える企業様が多く
創業の歴史、経済変化に対応した独自のノウハウ
人材紹介など、改めて
会社の理解・人の理解を図るケースが多いようです。
(新たなモチベーションの奮起=
社員への感謝、課題解決と一体感の強化)
<それぞれの記念を祝う理由>
2000年までは関係会社を対象に“祝う会”という
意味合いが強くありましたが
今では人材を大事にするヒューマンリソースの志向が
高まっているようです。
(働く人を大切にする=
リクルーティングに関するアピールにもつながります)
時代の変化に対応するためには社員一同
一致団結して一枚岩になることが重要だからです。
コロナによるテレワークなど
人と人との距離が離れ、働く環境は一変しました。
多様化・働き方改革が叫ばれるなか
個人をチームとしてどう機能させられるか
が重要になっています。
人は感情が動かなければ
行動を起こしません。
会社と働き手の相互理解が深まる記念になることを
願っております。
3.名入れの周年記念品をお薦めする理由
1.受け取る方:
【お取引き先の経営者様・社長様などの場合】
喜ばれる理由:
どこでも買える・お金で買えるものよりも
苦労や工夫が感じられるものに
心動かされる(=喜び)からです。
社長は常に新しいアイディアを考え
行動に移す生き物です。
目立つもの・注目されるもの・斬新なもの
が大好きです。
創業社長は特に会社への愛情が強いため
周年祝いという歩みが記念されるものは
お喜びになります。
また
ロゴデザインやキャラクター
メイン商品などは
家紋や歴史、企業文化や哲学など
が反映されるものもあります。
特に50・100周年は
企業が記念デザインを作る場合があり
【これまでの歴史を踏まえたデザイン】
や
【未来への考えを反映したデザイン】など
たくさんの意味が込められております。
(出典:三菱電機グループ100周年より引用)
周年記念のロゴデザインを作られている
企業様にはお薦めしております。
まさか、こんな贈り物をいただけると思っていない
サプライズ感も後押しとなります。
“すべては手にする方のお気持ちを考えること”
社長やオーナーは
強い想いとたくさんのご苦労を重ね
【記念日】を迎えています。
記念の大きさに対し御自身の名前や社名
記念日やメッセージが彫刻された記念品は
何にも代えがたい贈り物となります。
2.【受け取る方:社員様など社内の場合】
キーワードは
“期待感”と“感謝”
ご自身が働く会社が他とは違うと思わせる期待感は
関心・意識を持ってもらうきっかけとなります。
自分の価値や可能性について見つめ直すことで
将来へのビジョンにつながります。
全ての仕事は人で良し悪しが決まると思います。
優れた仕組み化により
人の価値は以前より下がっている風潮もありますが
先の見えない変化の激しい時代を進んでいくには
個人の力が必要です。
次に
共に働いてくれることの感謝です。
ひとりひとりの社員の努力が会社を支えています。
節目にしっかりと感謝の気持ちを形として表すことで
本人・家族からの応援を受けやすくなると思います。
ご家族やご友人から
うらやましがられる記念品は効果抜群です。