“ 皆様はバカラグラスが、だいたいいくら位かご存じでしょうか? ”
バカラと言えば数千万円のシャンデリアや芸能人の引出物で数百万円・・・と
高いイメージがあるかと思いますが、近年のバカラは価格を抑えたグラスも
販売してきております。
1番お求めやすいのは
シャトーLタンブラーで5,400円(税込)/個〜
タンブラーは7,020円(税込)/個〜
(2019.8 時点)
2〜3万円のご予算があれば、選択肢はかなり広くなります。
また、3万円以上のグラスも多数ご用意されています。
そこで、素朴な疑問が浮かびました!
『バカラグラスの価格:【高い】【安い】の基準は何なのだろう?』
早速、バカラブティックで伺ってきました。
質問!:バカラグラスの価格の違いは、何で決まるのですか?
□ 回答 □:
一つ目は、クリスタルの量です。
二つ目は、形やデザインで技術を伴うか否かです。
一つ目はイメージがしやすいかと思いますが、
うすい形のもの(グラス)より、塊のようなもの(置物)が高くなります。
ロックグラスでいうと、アルクールやアビス、マッセナがそれにあたります。
二つ目では、技術・技法が難しいものになります。
アシッドエッチング技法を用いるローハンの他に、
グラスのカタログなどにSince〜と表記があるものは、その昔から
M.O.F(フランス最優秀職人)の称号を得た者のみが製造を担当し
技術を受け継ぎながら品質を維持しているため高くなります。
ロックグラスでは、パルメやタリランド、シャルトルがそれにあたります。
そもそも、『なぜバカラは高いのか?』
という意見もでてきそうなのでお答えしますと、
“ハンドメイドでの制作ながら厳格な出荷基準を設け、
高い品質維持のために制作個数の半分以上が出荷できない商品である”
との話を伺いました。
< バカラグラスを購入する時の判断ポイント >
バカラはハンドメイドで製造を行うので個体差があります。
3つのアルクールタンブラーを
テーブルに並べていただき比較してみたところ
色々と見えてきました!!。
それは、①それぞれの “口元の薄さ” が違うこと!
この薄さ・厚さによる美味しさの感じ方は
人ぞれぞれだと思いますが
個人的には薄い方を好みます。
②“底の厚み” が一目瞭然。違っていたこと!
たまたま、出していただいたものが分かりやすく
個体差がハッキリしていたとはいえ
グラスの高さはほぼ同じながら、底部の高さに違いがありました。
底部が厚い程、光があたると輝きが強く、
反面、グラスが重くなります。
バカラグラスの価格の違いは
【クリスタル量】と【技術・技法】によるものであり、
【技法・技術】に個体差はほとんどありませんので、
見るべきポイントはクリスタル量となります。
価格的には底の厚いグラスを選ぶのがお得感があります。
バカラブティックの店舗在庫によっては、同じ種類のグラスを
比較できるわけではないと思いますが、チャンスがありましたら
ご自身の目で比べてからお選びいただくとく宜しいと思います。